「時をかける少女」を見た!
いまさら・・・なんだけど、2回目ですがアニメ版の「時をかける少女」を見ました。
私の感想としては上出来だと思うし、クォリティーが高いなぁと思います。
実は私、原作・筒井康隆のは読んだことがないんです。
高校生のストーリーでちょっと・・・それあり得ないでしょという設定なんですけど、実は私の好きな設定であります。
主人公の真琴(女)・千昭・功介(どちらも男)は友達同士で野球など遊んだりしてるんですが、功介の後輩の女の子から告白を受けたときから友情に少しづつゆがみが生じてきて・・・。
そんなとき真琴が自分がタイムリープ(タイムトリップ)が出来るのを知って、最初は自分の私利私欲に使っていたのですが、あるとき友達を助けようとタイムリープを使ったときに他の友達が変わりに事故に遭ってしまい、時間をいじることの怖さを知ってしまって・・・。そのときに千昭から「つきあわないか」と誘われたり・・・。
ここからはネタバレになるので読みたくない方は読まないでくださいね。
真琴は友情が壊れるとの自分の気持ちがわからなくなってその返事を後回しにしてタイムリープを使っているう
ちにタイムリープは回数が決まっているのに気がつき、使えなくなってしまうんです。そのときに千昭から「自分は未来からある目的でやってきたんだけど、こ
の時代が、真琴達といるのが楽しくて戻ることを後戻りを後回しにしてるうちに今になってしまった。そしてあろうことか真琴にタイムリープを知られてしまっ
たのでもう、未来にも戻れない」と告げて行方をくらましてしまうんです。
真琴は自分のしたことが何と不誠実なことをしたのか、取り返しの付かないことをしたのかと落ち込んでるときに叔母の和子から
「待ってるだけの女性じゃない。あなたなら追いかけるんじゃないの」
背中を押してもらい、なんとかして最後の最後のタイムリープを使い果たし千昭に自分の気持ちを伝えて、千昭からも
「未来で待ってる」
と千昭を未来に帰す手伝いをする・・・。
まず女1男2の友情って設定が無理と思うのですが、話全体のスピード感やら甘酸っぱい気持ちやらで、何度見てもいいなぁと思ってしまいます。
ここで真琴が後悔する気持ちが等身大でわかるんですよね・・・。
今、自分がししておけばよかったこと・・・が「いつでも出来る」と思っていたとことがリミットがあったことに気がついて、それが手遅れになりつつあることに、気がついて、後悔が一杯なんです。
だいたいは「まあ、いっかー」で終わるんですけど、今回はそう言うわけにはいかなくて・・・。
私もタイムリープの能力があれば1回だけでいいから戻りたいなぁと思います。
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